2024.06.13
今日は火葬場のお話です。
先日、伊丹斎場について
お話ししながら
「斎場」と「火葬場」の違いについて
気になったので
改めてここで検証してみます。
伊丹の火葬場の正式名称は
「伊丹市営斎場」。
他、近隣市は
尼崎市が「尼崎市立弥生ヶ丘斎場」で
川西市が「川西市斎場」
伊丹市、尼崎市、川西市
この3つの市は
名称が「斎場」で
名称が「火葬場」なのは
宝塚市「宝塚市営火葬場」
西宮市「満池谷火葬場」
豊中市「豊中市立火葬場」
芦屋市「芦屋市火葬場」
そのほかの名称は
池田市が「葬祭場」
「池田市立葬祭場」で
箕面市が「葬斎場」
「箕面市聖苑」
猪名川町は火葬場で
名称は「猪名川霊照苑」
ちなみに
火葬場の施設内に併設されて
式場があるのは
伊丹市、と尼崎市、池田市と箕面市
そして猪名川町の4つです。
全国的に「斎場」と言えば
葬儀式場の事なんですが
関西、ここ阪神間において
「斎場」が火葬場を示す地域があります。
遠方から来られた親戚さんに
火葬場に行くことを「斎場に行く」
というと「???」ってなります。
「式場を出て火葬場に行く事」
なんですが
全国的には
「斎場を出て火葬場に行く」
ので
「式場を出て斎場へ行く」
と言ってしまうと
「斎場を出て斎場に行く」
ってなってしまい
???
ってなりますよね♪
極力混乱を避けるために
お客様には「火葬場」と言うようにしています。
また、辞書で調べてみると
「神仏を祭るために、
特別に設けられた清浄な場所」
とあります。
引用元:goo辞書
お葬式の場合
やっぱり斎場は葬儀場(式場)の意味。
式場に火葬場が併設されてる時は
火葬場も「斎場」になるのかな?
ちなみに
関東では火葬場は民営が多いけど
関西では市営や町営なのが一般的です。
以上、
阪神間ならではのローカル話でした♪
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