伊丹のおくりびとブログ

のど仏の話し

お葬式の時

特にお骨あげの時に

よく聞かれる質問に

「のど仏」の話があります。

 

 

はい

今日は”のど仏”のお話をします♪

 

 

お客様から頂く質問

 

お骨あげの時に

火葬場の職員に「のど仏」って説明されるけど

のど仏って、この喉仏ですか?

みんなそう思いますよね♪

 

 

質問されない方でも

 

火葬場の職員が

「こちらがのど仏さんです」って言って

お骨を探し出してくれた時

喉元に手を当てる人も結構居てます

 

 

結論からお話ししますと

人の体には

「のどぼとけ」と呼ばれる部位が

二つあります

 

まずは上にも書いた”のど仏”

第二次成長期に声変わりをした男の子の

喉元で出張ってくる”のど仏”

 

正しくは”甲状軟骨”で

甲状軟骨がデカくなってるので

“喉頭隆起”とも言われています。

 

 

そしてもう一つの”のど仏”が本日の主役

 

お骨あげの時にお骨壷に収める”のど仏”さん

 

人骨模型で言うと ↑ こんな形のお骨です。

 

この”のど仏”は甲状軟骨じゃなくて

“第二頚椎”なのです。

いわゆる背骨とか脊髄と言われている骨の

一番上から2番目の骨で

脊髄の上から7つ目までが首の骨、”頚椎”で

その頚椎の上から2番目の骨なので

”第二頚椎”なのです。

 

模型で見るとこんな感じです。

首の後ろにある骨だったんですね♪

 

さて、場所をお分かり頂いたところで、

次は名前についてお話しします

 

名前の由来はずばりその形

 

手を合わせている人の

胸から上の上半身に見える事に由来します

 

ふむふむ。。。

 

のど仏は首の後ろの上から2番目の骨で

人の形をしてるからのど仏さんなんですね♪

 

じゃあ、首の前ののど仏、

甲状軟骨の骨はどこへ?

 

はい、甲状軟骨は文字通り軟骨なので

火葬すると燃えてなくなります。

 

と、ここまでは

アメブロを始めた11年前の記事にも

書いてある事なんですが…

改めて今日、この記事を書くのに

写真を見て気になった事があります

 

 

それは

 

のど仏の向きです

 

これ ↓

え?

 

こっち向き?

あれ?

のど仏さんって

 

首の後ろの上から2番目の場所で

後ろ向いて
座ってたん?!!!

これは衝撃です!

 

なんでだろう?

ずっと何も疑いもなく

前向きだと思ってました!

 

うわ〜…

のど仏さんの印象変わるな〜…

そうか、

ここで後ろ向きに居てはるんだ。。

 

またひとつ知らない事を

見つけちゃいました♪

 

新しい事を知るのって

楽しいですね♪

 

という

前ののど仏さんと

後ろののど仏さんと

のど仏さんの向きのお話しでした♪

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