2024.06.12
今日は伊丹市営斎場のお話です。
伊丹市営斎場は
地上階の火葬施設の地下に
斎場施設(式場)が併設されています。
この建物ができたのが
平成2〜3年頃だったと思うのですが
当時は家族葬と言う言葉も文化もなく
地下の式場も大型式場だったんですが
大型式場を小さく区分けして
リニューアルされました。
元々大きな式場だった
第1式場は
50人収容サイズの椅子式場に
新しく休憩室ができました
休憩室の隣の控室は
お寺さんの控室として使いやすそうです
第2式場は広さは変わらず
畳のお部屋です。
第2式場の隣の控室も
お寺さん用の控室ですが
お寺さんが来られるまでなら
ちょっとした着替えや
授乳などに使うこともできます。
こちらの式場、
使えるのはお葬式だけで
お通夜や初七日法要は
従来通り使用不可ですが
リニューアルして
食事ができるようになりました!
そうなんです
今までは食事も不可だったんです。
ですので今までは
お通夜を自宅でして
葬儀を地下の式場で行い
地階で火葬をして
近所のお料理やさんで食事を済ませ
火葬場に戻ってご収骨をし
自宅に戻って初七日法要をする
だったんですが
食事ができるようになったので
お通夜は別の式場や自宅で済ませ
(あるいはお通夜無しの一日葬にして)
地下の式場で葬儀をし
地階の火葬場で火葬をし
収骨までの待ち時間を使って
地下の休憩室で精進揚げのお食事をする。
という選択肢が増えました。
控室の収容人数の問題や
初七日ができない不便さはありますが。。。
そして
お葬式をせずに
火葬だけで送りたい場合
今までは
火葬場でお棺の蓋を開けて
故人の顔を見てのお別れや
お花(副葬品)を入れる事は
できなかったんですが
地下の式場を借りれば
お葬式無しの火葬だけのお別れでも
地下の式場でゆっくりお別れの時間を
作れるようになりました。
費用が若干かかりますが
市民の選択肢が増えたのは
いいですね♪
式場の利用料金など
詳しくは伊丹市のホームページで
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