伊丹のおくりびとブログ

和顔施と フキハラと みやぞんと

2026.03.17

 

少し前の話ですが

お寺の法要(報恩講)のご法話で

「話顔施」のお話を聞きました

 

俗にいう「布施行」には

幾つか種類があって

 

「三施」と言われる布施行が

 

1.財施(ざいせ)

お金や衣食などの物質を人に与えること。

 

2.無畏施(むいせ)

恐怖や不安を取り除き安心を与えること。

 

3.法施(ほうせ)

仏教の教えを説くこと。

 

この3つで

 

それ他にも

「無財の七施」というのもある。

 

この「無財の七施」は「雑法藏経」という

お経の中で説かれている

お金や地位がなくてもできるお布施のことで

 

1.眼施(がんぜ)

やさしいまなざしで接すること。

 

2.和顔施(わがんせ)
(和顔悦色施 わがんえつしきせ)

にこやかな笑顔で接すること。

 

3.言辞施(ごんじせ)

やさしい言葉で接すること。

 

4.身施(しんせ)

立って迎え丁寧に礼をすること。
身をもって奉仕すること。

 

5.心施(しんせ)

心から深く供養すること。
相手の心を思いやること。

 

6.床座施(しょうざせ)

座る場所を譲ること。

 

7.房舎施(ぼうしゃせ)

休息の場所を用意すること。

 

という行動に纏わる七つのお布施

 

幾つかある布施行の中から

今日は「和顔施」

 

 

最近(といっても去年のことですが)

耳にするようになった

「フキハラ(不機嫌ハラスメント)」

 

そして

 

これも同じ時期に耳に留まった

 

「自分の機嫌は自分で取る!」という

お笑いコンビANZEN漫才の

みやぞんさんの言葉です

 

機嫌良く居るのも不機嫌で居るのも

どちらも自分次第

 

不機嫌の原因は他責。

 

他人のせいにして

不機嫌に感情を任せてしまうのは子どもで

 

他人のせいにせず

自分で自分の機嫌を取れるのが大人


「自分の機嫌は自分で取る!」

「和顔施」

「フキハラ」


ほぼ同時期に耳にしたこの三つの言葉が

心の中でパッと見事に合致しました。

 

それ以来

ずっと心の中で復唱しながら過ごした半年間

 

和顔施、フキハラ、みやぞん

この三つに共通するのは

 

上手に言えないけど

「その場の空気を和ませられる」

「場と関係の安心感をもたらせる」

点でしょうか。

 

人の特徴や個性って

リーダーシップとか面白いとか

ファシリテーション能力とか

牽引力とか巻き込み力とか共感力とか

色々あるけど。

 

その前にこの「安心感を場に作れる」力が

大切なんじゃないかな。

って

 

今更かもしれないけど

この歳になって

グッと心の中に沁み込んで来た

 

しみじみ沁み沁み

今年はそんな冬を過ごした気がします。

 

知識力を高めるのも良い

コミュ力を高めるのも良い

頼り甲斐を育てるのも良い

 

その前に、ちょっと暫くは

“場”と”関係”における心理的安全。

和顔施をテーマに暮らしてみようかな♪

 

 

そんなことが心に浮かんだ56歳の春

 

今年もええ一年になりそうです♪

 

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