伊丹のおくりびとブログ

関西における一日葬について

2026.07.15

 

「一日葬」という送り方が

選べるようになって数年経ち

社会的にも馴染んできましたでしょうか

 

おつかれさまです

伊丹のおくりびと、はやみんです。

 

一日葬、

分かりやすく言うと

お通夜をしないお葬式の事。

 

関東、

特に東京23区内(以後東京)では

一日葬を選ぶ人も

少しずつ増えてるとお聞きします。

 

しかし、

関西ではなかなか馴染んでいないようです。

 

いくつか理由があると思いますが

大きな理由として二つあると思います。

 

まずひとつめは

「臨終からお葬式までの過ごし方の違い」です

 

東京では臨終から火葬までの待機日数が

通年、1週間ほど発生すると言われてます。

 

実際に数年前、

身内の葬儀で豊島区へ行った時の事。

 

訃報を聞き、まずは駆けつけたんだけど

家族の話では

葬儀場にご遺体だけ預かってもらっていて

お葬式は1週間先とのこと。

 

そんなに長く東京に滞在できないので

葬儀場で顔を見てお別れをさせてもらって

帰ってきた事があります。

 

東京では

家族が亡くなると病院から葬儀会館へ搬送し

打ち合わせをした後ご遺体だけ預けて

家族は一旦解散する。

 

葬儀までの間、

故人様とのお別れも対応してくれるけど

電話予約が必要な場合が多く

予約した時間に葬儀場に行くと

告別室に安置された故人とお別れができる

 

一般的に安置期間は棺に収められて

冷蔵保管庫にで保存されているようです。

 

 

上でお話をしたように

葬儀社との打ち合わせ後

一旦解散した家族や親族は

改めてお通夜の日に葬儀場に集合して

お通夜を迎える。

 

これが一日葬の場合は葬儀当日に集合する

 

親族が集合する日をお通夜にするか

葬儀にするかの選択で

一日葬という選択肢も出てくるようです。

 

一方の関西では

臨終からお葬式までの期間が

大体2〜3日が一般的で

 

冬場など

式場が混んでたり火葬場が混んでる時期に

長くて1週間前後になる事もありますが

どちらかというと稀だと思います。

 

臨終から葬儀まで日数がないので

親族も全員は解散せずに

数名で交代しながら

ずっと付き添ってお線香のお守りを

されている場合がほとんどです。

 

お葬式の前日ももちろん付き添ってます

 

東京方式のように誰も付き添えないなら

一旦解散してお通夜も無しにして

一日葬と言う選択肢もあるかも知れませんが

 

家族が付き添ってるなら

お通夜もちゃんとしてあげるのが

良いのではないでしょうか

 

関西で一日葬が馴染まない

ふたつめの理由は「参列のしやすさ」です。

 

家族葬と言っても

完全に家族だけで送るケースは稀で

一般的な家族葬は親戚や

親しい友人も迎えて送る場合が多いです。

 

そうなると

お葬式のスケジュールが

昼間の明い時間帯の

決められた時間に設定されるので

参列しにくい傾向にあり

 

逆にお通夜だと

例えば18時からのお通夜でも

もちろん18時に参列できればいいですが

通夜の読経が終わった後

19時や20時に参列する事もできます。

 

そう言った理由もあってか

親族も参列者も

殆どの場合はお通夜の方が多いのです。

 

それをあえて一日葬にしてしまうと

「お通夜があれば参列できたのに…」と

お別れができない親族や参列者が生まれるので

一日葬を選ぶ人があまり増えないのだと思います

 

お通夜は色んな人が故人を偲んで賑やかになり

お葬式は本当に近い親族だけで行う。

 

このふたつが

関西で一日葬が馴染まない所以でしょうか。

 

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