伊丹のおくりびとブログ

杉曲げわっぱのお弁当箱その2。無塗装編

 

こないだお話したお弁当箱

杉の曲げわっぱのお話の続きです。

 

 

せっかく買ったので

長く使おうと思い色々調べると

曲げわっぱには

無塗装と漆塗りとウレタン塗装の

3種類があることが判明

 

僕が使ってるのは

白木で水を弾くので

ウレタン塗装かな?

 

 

せっかくなので

無塗装の曲げわっぱを買ってみて

購入は楽天の蒸籠専門店「滴水製作所」さん

 

早速炊きたての玄米を

3種類の器に入れてみた

 

 

左から

IKEAの樹脂密閉容器

無塗装曲げわっぱ

ウレタン塗装曲げわっぱ

です。

 

ご飯を入れて粗熱が取れたら蓋をして半時間

 

樹脂容器は結露しまくり

 

 

写真右側のウレタンのは変化なし

左の無塗装のは蓋の端に滲水

 

 

蓋を開けてみてみると

 

 

ウレタンのは内部で結露してて

 

 

無塗装のは水分を吸って湿ってるけど

 

見た目は変化無し。

 

 

ふたつ並べてみると

その差は一目瞭然

 

 

蓋だけじゃなく

本体もウレタンは結露してて

 

 

無塗装のは木の生地がしっかり吸水してる。

 

 

樹脂容器のはこの始末

 

 

一晩置いて朝ごはんで食べ比べてみます

 

 

樹脂容器は蓋を開けると

蓋の内側にの水滴が

チョロチョロ〜って

ご飯にかかる💦

 

 

 

ウレタン塗装のは

樹脂のそれよりマシだけど

この水分

 

 

無塗装のは無傷

 

で、肝心のご飯は

 

写真では伝わりにくいと思いますが

 

樹脂容器の玄米は

ご飯粒自体が結露して表面が濡れてて

ご飯がパラけてお箸で持ちにくいし

ご飯粒が冷たく感じる

 

 

これは

程度のさこそあれ

ウレタン塗装の曲げわっぱも同じ

 

 

一方、無塗装の曲げわっぱで保存した玄米は

濡れてもなく

乾いてもなく

お米一粒一粒がキュッと締まった感じで

前者ふたつの様な冷たさを感じない。

 

 

冷たい玄米を食べた後だからか

むしろ少し温かくも感じました。

 

 

違うものなんですね〜♪

 

お櫃としても使える無塗装の曲げわっぱ

 

もうこれで炊飯器の中で

カリカリになったりびちょびちょになってる

ご飯を食べなくて済みそうです♪

 

ただ

無塗装の曲げわっぱは

洗剤とプラスチックスポンジを使わずに

亀の子束子と磨き粉(クエン酸)で洗うこと。

そしてしっかり乾かすこと

 

この2点を守って大切に使えば

10年だって持つそうです♪

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