少し前のお話ですが
「親戚のお葬式にお花を供えたいんだけど
どこに注文したらいいの?」
と、その様なご相談を頂きました。
式場の外じゃなくて式場の中
祭壇の横に並べるお供えのお花。
写真でお話しすると
こういうのです↓
呼び方は「生花」「供花」「籠花」や
地域によっては
「花輪」と言うところも…
色んな言い方がありますが
「祭壇の横に並べるお供えのお花」
の事です。
改めてご相談の内容をお話しますと
「親戚のお葬式へのお花のお供え」
を、どこに注文すれば良いのか?
お供えのお花を買って
自ら持って行くのではなく
(↑これ重要な項目です)
お葬式へのお供えのお花は
どこに注文するのが「一番良いのか」
というおはなしです。
お葬式のお花の注文先、
主な選択肢は3つ
①届け先、葬儀を取り仕切ってる葬儀社
②依頼主の知り合いの花屋さん
③ネットワーク系花屋さん
(花キューピットなど)
です。
単純にお答えすると
答えは①。
そのお葬式を取り仕切ってる
葬儀社に注文するのが一番良いです。
ちなみに②と③は一般的に
「持ち込み花」と言われてます
(あとで出てきます)
では
①の場合のメリットとデメリットですが
まずメリットから
メリット一つ目は
お花の内容も名前の札も
会場に馴染んだ物が用意できる事。
もう少し詳しくお話しすると
会場のお花は名前の順番で並べます
故人様との関係の濃い順です
①の場合は
会場の他のお花とのバランスで
適所に配置してくれます。
これが一つ目のメリットです。
もう一つのメリットは
ほとんどの葬儀屋さんは
葬儀屋さんを通じて注文すると
葬儀が終わった後も遺族の元に
リストとして残してくれます。
葬儀が終わった後って
お花も名札も残らないので
後日誰からお供えを貰っていたのか
リストで見れると良いですよね♪
では①のデメリットは
お花の代金に葬儀屋さんの利益も乗るので
② や ③ の「持ち込み花」より
お花の質が下がる傾向にあります。
ただ、それは
「他の皆さんと同じように」
なので
「自分のお花だけが寂しくなる」
と言うのではありません。
たぶん世間のほとんどが ① です。
①が選ばれる理由にもつながるお話しとして
では逆に
② や ③ の「持ち込み花」の場合は
どうなのかというと
取り仕切る葬儀社によっては
「持ち込みお断り」の式場や
「持ち込み料が発生する」式場もあります。
うち…
あ…
さくらホールでは「持ち込み可」なので
時々ですが、持ち込みのお花が届きます。
その際に必ず先方のお花屋さんから
事前に連絡(電話)があり
「持ち込み可」なのか
「持ち込み料は幾ら」なのか
必ず確認されます。
その電話に
「持ち込み自由だし
持ち込み料も要らないです」
と、応えると
電話口でも分かるくらい驚かれます。
きっと全国的に見ても
「持ち込み可」で「持ち込み料不要」
なのは稀有なのかな?
ちなみに持ち込み料は
お供えの依頼主負担になるのが
一般的です。
② や ③ の「持ち込み花」は
お届け先によっては断られる場合もあるし
受け入れられても一番下座に置かれるし
別途持ち込み料が必要になるかもしれないし
お供物リストにも名前が残らないかも…
と言うリスクがあるのです。
仕組みの良し悪しは別として…
です。
持ち込みの難しさって
結婚式でも一緒ですよね♪
ただし。。。
上の方にも書きましたが
お花を買ってご自分で持って行く場合は
話は別です
(中には断られる会館もあるそうですが…)
コツは小さめのお花にすること
イメージで言うと
お見舞いで病室に持っていく大きさ。
手のひらに乗るサイズや
両掌で包める籠くらいの
小さめのアレンジ花。
心情的に
参列者が持ってきたお供えを
「持ち込み不可ですから」と
持って帰らせるなんて事は
無いと思うし
それに、小さめのサイズのお花だと
地べたに置けないので
お棺の近くに置いてもらえるんじゃないかな?
(あくまでも可能性の話ですが…)
という
友人知人のお葬式への
お花のお供えの仕方
のお話でした♪
最後までお付き合いくださり
ありがとうございます♪
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