伊丹のおくりびとブログ

副葬品のおはなし

2026.05.02

 

お葬式を進めていく中で

必ず出てくる話題の一つに

副葬品のお話があります。

 

◉ 副葬品

 

お花と一緒にお棺にお入れいただく物。

 

代表的な副葬品といえば

・ハンカチなどの身の回り品

・櫛などの身だしなみ用品

・衣類

・食べ物

・飲み物

・趣味の物

・お手紙

・ぬいぐるみ(少々)

でしょうか。

 

基本的に燃えるもので

故人様に持たせてあげたい物を

少しずつ

副葬品としてお棺にお入れ頂けます

 

逆に、お入れできない物は

基本的に燃えないもの

燃えにくいもの。

 

各市の火葬場からも

お知らせのプリントが配布されます。

 

 

色々書いてある中でも

特にお控えいただいているのは

金属類とガラス製品です。

 

燃えないものとして

まず金属類はお骨揚げの時に

真っ黒になって出てきます。

 

次にガラスは

溶けてお骨や火葬台にこびり付きます。

お骨に絡まると

そこのお骨を拾えなくなるし

火葬台にこびり付くと

施設を痛めてしまいます。

 

あと、燃えにくい物として

布団が書いてあるように

ぬいぐるみも大量に入れると

火葬に支障が出ることがあるので

少しだけにしていただいています。

 

それ以外に時々お見かけするのが

腕時計や携帯ラジオなどの

愛用品。

 

そしてメガネや補聴器、入れ歯といった

体の補具類や補装具類

 

時計や補聴器などの機械類も金属や樹脂など

燃えない素材なのでお控えいただいてます。

 

補聴器や義足などは

せっかく不自由な体から解放されるのに

あの世に行ってまで

不自由な生活をしないようにと、

そういう意味で控えていただいてます。

 

同じ理由でお薬も入れない方がいいですね♪

 

ただ、その中でも

メガネはお入れされる事が多いです。

 

 

そして意外なのが書物です。

 

 

紙自体は問題はないのですが

書物になると非常に燃えにくいのと

燃えた後の灰も問題があるので

書物はお控えいただいています。

 

火葬場の職員さんからも

灰がフィルターに詰まると

火を消さざるを得なくなるので

くれぐれも入れないように

と言われています。

 

書物が入れられない事には

「え?紙なのに?」と

ご家族の皆様も驚かれますが

「焚き火に電話帳を放り込んでも燃えない」

という例え話をすると

納得してくださります。

 

ただ、以前に一度

朱印帳をお入れされた事があり



 

お骨揚げの時に朱印帳の灰が

バレーボールくらいの大きさの

ふわっとした灰の塊になっていた事が

ありました。

そうなると、その灰の下にあるお骨が

拾えなくなってしまうのです。

 

ですので

朱印帳については

閉じた状態じゃなく

全ページびらびらびら〜と開いた状態で

お入れいただいています。

 

 

朱印帳は上質な和紙なので

特に燃えにくいんだと思います。

 

その他に燃えにくいというか

御収骨時に燃え残っているのを

お見かけするのが

ご飯です。

 

 

葬儀の時にお供えをした一膳飯

 

出棺時に割るのお茶碗は外して

半紙で包んで足元にお入れいただくのですが

ほぼ真っ黒な塊になって燃え残ってます。

 

それと、これも意外なのが草鞋草履です。

 

 

足元で完全に燃えますが

草鞋の形のまま灰になってる事があります

 

その他にも

タバコもよく入れられますが

 

 

 

たばこもたばこの形のまま

灰になって残っていた事があります。

 

極力お客様のご要望を

叶えるように心がけてますので

一度ご相談いただければ幸いです。

 

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