先日
会社のフリーダイヤルで
「喪服のレンタルだけでも対応できますか?」
というご相談をいただきました。
今日のブログは
その時の回答と
アドバイスのお話です。
喪服といっても略礼服(準喪服)のお話です
まずは回答
「もちろん貸衣装だけの対応もできます。」
回答終わり
ここからアドバイスのお話です。
貸衣装だけの対応もできますが
ちょっとお話をお伺いさせてください。。。
当社は貸衣装は外注で、
街の貸衣装屋さんに借りていて
もちろんその貸衣装屋さんも
一般客にもレンタルしているので
当社を通さず普通に借りれます。
当社を通していただいても大丈夫ですし
紹介するので直接借りられても大丈夫です。
ここで
先日頂いたお電話でもお伝えした
「貸衣装を借りる事のメリット」
についてお話しします。
ちなみに
当社のお葬式のお客様にも
同じアドバイスをしています。
貸衣装をご希望されたお客様が
もし、喪服を持っていないなら
貸衣装より購入を勧めています。
その理由は
「喪服を着る機会が今日だけじゃないから」
です。
例えば
お葬式に来て行く喪服を持ってない場合
あるいは
体型が変わってサイズが合わなくなった場合
お葬式に借りた後
満中陰法要でも必要になるし
納骨の時も
あるいはお墓を建てた建碑法要でも
そして一周忌や三回忌法要でも
喪服が必要になります。
男性用の略礼服は
レンタルすると1万円くらいで
(近藤衣装店さんは6~8k円)
買うと1万円ちょっとで売っています。
礼服買っても着る機会も少ないし。。。
という意見もあると思いますが
最近の礼服は昔のダブルの礼服とは違い
ソフトフォーマルとか言って
カジュアルな礼服が主体。
実際お葬式の場でも
ダブルの礼服を着てるのって
70歳以上の年配の方がほとんどで
多くの方はソフトフォーマルや
普段着の黒いスーツを着ておられます。
あるいは
学生の頃は学生服で済ませてたけど
成人して今まで
お葬式も結婚式にも出たことがなく
礼服を持っていない。
確かにお葬式も結婚式も小規模になった昨今
成人してもずっと礼服に縁がなかった
というお話も増えてきています。
がしかし
世間でよく耳にする
「お葬式とか結婚式って続くよね〜♪」
という言葉。
この言葉は道理が通っていて
親族のお葬式って
祖父母世代にしても親世代にしても
みんな同じ年頃なので続く事が多い。
これは頻度の加減はありますが
10年以上お葬式がなく
礼服にも縁がなかったのに
毎年、あるいは数年おきに
礼服に袖を通す機会がある
という位の「続く」で
結婚式も同じくで
さっきのお葬式は親や祖父母世代が同世代でしたが
その子供世代も同世代
従兄弟同士も同世代
そして社会に出ると
学生の頃の同級生をはじめ
職場の同僚も同世代が多く
必然的に結婚式も続く。
これも世の中の一つの「あるある」
ではないでしょうか。
そうすると
成人して今まで
礼服に縁がなく暮らして来てたとしても
これからは必要になることが続く
(場合が多いので)
1枚くらい礼服を持っておいた方が
いいのではありませんか?
というおはなし。
あと
昔はスーツを買うと
裾上げなどアレコレで
仕上がり(商品の受け取り)が
数日後になることが多かったんですが
今はどこの量販店も
パンツの裾がシングルであれば
即日か翌日には仕上がるようになったのも
「急遽購入する」という手段を
選べるようになった理由の一つだと思います。
その事を一通り説明してから
貸衣装を借りた方がいい場合のお話しします。
それは
親族の危篤の連絡を受け
遠方から着の身着の儘駆けつけて
臨終に立ち会い
そのまま自宅へ帰れずに
お葬式を迎える場合
遠方の自宅には礼服を持ってるけど
今、礼服が必要だし
家に有るのに買うのは勿体無い
そのような場合は
貸衣装で凌ぐのが良いと思います。
いかがでしょうか
もし礼服をお持ちじゃないとして
その度に借りることを考えると
買った方がお得だと思いませんか?
という
貸衣装にまつわるお話でした♪
相談いただいたお電話の先でも
「借りれるか聞いただけなのに
どんだけ教えてくれるの?!!!」
的な驚きと笑いでお礼の言葉を頂きました
(笑)
最後までお読みくださり
ありがとうございます♪